
このようなお悩みにお答えします。
就活をしていると、つい周りの人と比べてしまいますよね。
早期内定もらった!
大手から内定もらった!
自分が内定を貰っていない段階で、このような情報を耳にすると、嫌になるのも当然です。
そうしていく内に、「自分はなんてダメなんだ...」と落ち込んでしまい、余計動けなくなるという負のループに入ってしまいます。
筆者である僕も周りが、『早期選考に入れた』『内定もらった』という情報を見て、憂鬱な気持ちになっていました。
しかし今では、そのような情報に踊らされずに、自分の軸をもって就活に臨めています。
そこで本記事では、就活で周りと比べてしまう方に向けて、その原因や対処法について紹介します。
本記事の内容
・なぜ周りと比べてしまうのか
・周りと比べてしまう場面
・周りと比べない方法
早速内容に入っていきます。
目次
なぜ周りと比べてしまうのか
そもそもなぜ私たちは、就活で周りと比べてしまうのでしょうか?
その原因について深く掘り下げてみましょう。
今までも比べられてきたから
まず始めに、今までも周りと比べられてきたという理由を挙げます。
例えば小学校の徒競走から始まり、テストの点数、偏差値、恋愛に至るまで...
誰しもが、周りと比べられて、悔しい経験をしてきたのではないでしょうか?
それらと同じように、就活でも周りと比べてしまうのです。
周りの人より良い会社に入らなきゃ。知名度のある会社に行かなきゃ。
そういった思いが私たちを焦らせてしまいます。

人に認められたいから
就活で有名な企業に入って、家族や親戚、友人から認められたいと思うことありますよね。
大手と言われている企業や、知名度の高い会社に就職することができたら、人から認められるような気がする。周りから凄いと言われているような気がするのです。
皆さんはマズローの欲求5段階説をご存じですか?
マズローの欲求5段階説とは
人間には5段階の「欲求があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動のこと
この4段階目に承認欲求があります。
衣食住が満たされ、大学や家族に属するという社会的欲求が満たされた私たちが、次に欲するのが承認欲求というわけです。
つまり就活で周りと比べて、自分を認めて欲しいと思うのは、人間として当然の欲求ともいえますね。
自分だけ遅れている気がするから
最後に紹介するのが、自分だけ遅れてしまっているのではないか?という理由です。
とくに友人と就活の情報を共有していると、
「何社エントリーした?」
「大手の選考通ってる?」
「俺、次最終面接だわ」
みたいな情報が嫌でも耳に入り、自分のペースで就活しようと思っていても、出来なくなってしまうのです。
だからこそ、周りが大手に受かっていて、自分が合格していない状況だと、自分が遅れているように感じてしまいます。

就活で周りと比べてしまう場面
これまで、就活で周りと比べてしまう理由について紹介しました。
ここからは、どういった場面で周りと比べてしまうのかを確認することで、自分が落ち込んでしまう原因について紹介します。
友だちの就活の進捗情報
友だちから、
内定もらった!
大手の選考に通過した!
という情報を聞いたときほど、自分と比較してしまう場面はないですよね。
周りと比べないようにしようと思っていても、ふとインスタのストーリーズなどで流れてきて知ってしまうこともあります。

Twitterでの内定報告
Twitterでの内定報告もメンタルに来ますよね。
身の回りの友人だけならまだしも、Twitterとなると全国の就活生の情報が入ってきます。
そのため既に夏から内定をもらっている人や、早期内定もらってない人やばいよみたいな情報をみて余計に焦ってしまいます。

YouTubeの動画
YouTubeに挙げられている動画も、私たちを焦らせますよね。
大手企業に内定を貰った人のES公開!
面接で落ちまくる人の特徴〇選
みたいな動画が流れてくると、思わず自分を比べてしまいます。
このようにSNSで他の人と比べられるようになってしまった以上、日本中の学生が比較対象となってしまい、私たちは困惑しているのです。
人生は自分が幸せなら良い
ここまで就活で周りと比べてしまう原因や、その場面について紹介してきました。
しかしここで断言させて頂きます。
周りと比べるなんて、くそくらえだと...!
なぜそんなことが言えるのか?
それは人が死ぬ前に、自分の人生の何に後悔するか?ということを知ると、分かってきます。
皆さんは人が死ぬ前に後悔することはなにか知っていますか?
『死ぬ瞬間の5つの後悔』という本では次のように語られています。
1.自分に正直に生きればよかった
2.働きすぎなければよかった
3.思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
4.友人と連絡を撮り続ければよかった
5.幸せを諦めなければよかった
とくに1つ目と2つ目の言葉は、就活生に染みますよね。
今ここで周りから認められるような大手企業にはいったところで、その後の人生がバラ色になるわけではないんです。
自分がしたいことを実現させるために大手企業に行くことが必要なのは分かります。
しかし、周りから認められたいから大手企業に行くというのなら、それはどうなの?ということです。
結局死ぬときになって、「良い人生だった」と思えることが一番ではないですか?
わざわざ人と比べる必要はないんです。
上には上がいるからくらべてもキリがありません。
だからこそ、自分はなにをしたいのか。
どうしたら死ぬときに「良い人生だったと言える?」
それを問い続けることが人生なのだと言えます。
話は逸れてしまいましたが、まとめると人と比べる必要なんてないということです。

筆者の就活体験談
実は筆者である僕も、就活に悩まされていました
特にYouTubeのおすすめ動画はきつかった...
同じ学年の人が、早い人は夏から内定が出てたり、こんな特徴を持った就活生はダメだ!という動画に、自分があてはまって落ち込んでいたりと、本当にネットの情報に踊らされていました。
でもよく考えるとYouTubeで動画を上げてる人たちは、動画を見てもらわないと自分のビジネスにつながらないため、あの手この手を使って、動画を出してるんです。
だからこそ就活生をあおるような文章になるんですね。
だからこそ。あの人たちの煽り動画に反応してはいけない。
そう考えるようになってからは、昔に母から言われていた
よそはよそ、うちはうち
を良い意味でとらえ、自分のペースで就活を頑張っています。
ぜひ周りと比べて消耗してしまっている方がいたら、自分がどうなりたいか。どうしていきたいかを本音ベースで自己分析し、見つめなおしてみて下さい
まとめ
本記事ではあなたが就活で周りと比べてしまう理由とその場面、その対処法について解説しました。
もう一度まとめると、
周りと比べてしまう理由
・今までも比べられてきたから
・人に認められたいから
・遅れているような気がするから
周りと比べてしまう場面
・友だちからの進捗情報
・Twitterでの内定報告
・YouTubeのおすすめ動画
どうしたら周りと比べないようになる?
→自分が死ぬときに「良い人生だった」と思えるためにはどの選択肢をとるべきか考え、自分の判断軸で進路を選択する。
となります。
この記事をみて下さっているということは、就活で周りと比べてしまい、消耗している方が多いと思います。
そんなときこそ、自分はどうしたいと思っているのかな?という本音の部分を大切にして、就活を乗り越えていきましょうね!